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小石川後楽園と印刷博物館 [その他]

今年からぐるっとパスの対象施設となった小石川後楽園を訪れました。江戸時代は水戸藩の中屋敷(後に上屋敷)で水戸光圀公ゆかりの名園です。今は東京都の庭園となっています。

コロナ禍とはいえ、土日だけのイベントを実施している施設もあるので、久しぶりに東京メトロの土休回数券を購入。170円区間をSuica乗車だと168円ですが、土休回数券は121.4円とかなりお得。方南町→飯田橋は200円なのでSuicaで30円の乗り越し精算をしました。

11時開店に合わせて飯田橋ラムラのタイ料理店ティーヌンで早めのランチ。カレーと生春巻きのセット1500円をいただきました。グルメ杵屋のお店ですが、元気寿司の株主優待券も使えます。グルメ杵屋・元気寿司・JBイレブンは株主優待券共通使用できますが、グルメ杵屋とJBイレブンは代替品との交換可能で切るのに対して元気寿司は店舗での利用に限定されます。12月期限の元気寿司の株主優待券が少し残っていました。

10分ほど歩いて小石川後楽園へ。まずまずのお天気で日曜日ということもあり入園者も多いです。ただし十分な広さがあるので密にはなりません。土・日・月曜日に開催されている庭園ガイドはコロナの影響で中止されています。大きな池、それなりの高さのある築山、京都大堰川(桂川)愛宕山に見立てたエリアや木曽川に見立てたエリアもあり、ゆっくりと一回りすると1時間ほどかかります。
今の季節は紅葉には早く、これといった見ごろの花もありませんが、手入れの行き届いた梅林・枝垂桜・藤棚・花菖蒲畑・蓮池があり、花の季節に訪れると美しい光景が楽しめそうです。
次の予定があるので、1時間そこそこで切り上げました。

徒歩10分あまりで印刷博物館へ。凸版印刷株式会社本社内にある博物館です。
印刷の歴史や技法についての展示のほか、土日限定でVRシアターの上映があります。コロナ対策で各回10名限定で、以前よりも上映回数も少なく設定。初回が13時開始なのでこれに間に合うように。
現在は熊本城についてのプログラムです。特別に感動するほどの内容ではないので10分そこそこなのに少し居眠りしてしまいました。

展示室はリニューアル工事があり、場所を取る印刷機械などが撤去され、随分とすっきりしました。展示内容自体は以前とあまり変わっていません。
日本の印刷の歴史は少し変わっていて、16世紀末から17世紀初頭の短い期間だけに活版印刷が流行ったものの、それ以前もそれ以降明治初期までは木版印刷です。かの有名な浮世絵も木版印刷の極みですが、木版印刷の最大の利点は字と絵を1枚の版木で同時に印刷できることです。

現在は写真製版の印刷手法で容易に図などの印刷ができるようになりました。オフセット印刷とグラビア印刷。オフセットはスタンプのような印刷技法と認識していましたが、今回はオフセットが平板印刷、グラビアが凹版印刷と理解できました。グラビア印刷はグラデーションが可能です。

印刷の歴史の展示の中で、塙保己一などの人名も多く出てきましたが、一日に記憶できる情報量が限られるので、この日はオフセットとグラビアの違いについてだけ覚えるようにしました。
何事も欲張りすぎてはいけません。

それぞれ通常は300円なので、この日は600円回収。累計で3500円となりました。
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