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株主優待制度変更 [株主優待]

株を始めてからもう25年くらいにはなるでしょうか。20代の頃は、電力など高配当の銘柄を買っていました。最初に買ったのは東京電力。2880円でした。バブル絶頂期には9000円超え。3倍以上になりましたが、売ってなんぼの世界。もっと上がるのでは?と高値で買い増しして痛い目に遭いました。安全確実と言われた銘柄も福島の原発事故もあって一時は150円そこそこに。バブル期の1/60以下という大暴落ですね。普通の会社ならとっくに倒産で株券が電子化された今では紙切れにもならないはずが、441円まで値を戻しているのは、お役所の利権がらみで確実に保護されているからなんでしょうね。

ちなみに、倒産や整理で痛い目にあったことはこれまで3回あります。JALもその中の一つ。とはいえ、JALの子会社のJALUXは、500円そこそこで買った1000株を5倍の2500円でしっかり売ったので200万円の利益がでました。きちんと確定申告して納税もしましたよ。こういう美味しいこともたまにはあります。とはいえバブル崩壊で痛い目に遭っているので、トータルでは若干のマイナスだと思います。

数年前は、一日パソコンに向かって朝買った株を午後には売る、いわゆるデイトレードをしていた時期もありましたが、結構疲れるのでやめました。同じ日の同一銘柄の売買手数料は片道のみで、その日の売買代金総額が300万円までは手数料3150円ですから、1円の利ざやを4000株で稼げば利益が出るシステムです。例えば前日の終値が250円の銘柄。朝一番に249円の買い注文と250円の売り注文を4000株ずつ同時に出しておいて、成立すればそれでOKという仕組み。小幅な値動きの株なら確実性が高いです。

最近は、株主優待お目当てで、おまけで配当といった感じの、株とのお付き合いです。基本的に食い意地が張っているので、外食産業や食品メーカーの株が多いです。100円ショップやシャンプー類をいただける会社も。

前置きが長くなりましたが、本題。フジオフードシステムという会社、まいどおおきに食堂や串家物語などなどの経営母体ですが、株主優待制度が変更になって、食事券が廃止されました。お米、レトルトカレー、南高梅の梅干し、コーヒー、冷凍串揚げの中からの選択となりました。半年ごとにもらっていた1万2千円分の食事券がなくなるのも痛手ですが、前述の優待品を半年ごとに4セットもらうのも大変です。食べきれるかしらん。
サイゼリヤもお食事券が廃止されて、今年から食品へ変更されます。焼肉の安楽亭もこれまでは、株主優待券だけでしっかり食べられたのに、7月からは支払額の半分までしか利用することができなくなります。
株主優待の使い勝手が悪くて迷惑するから、売却を考えないといけないなんて日が近々来そうです。
一方で、便利になる変更もあります。吉野家の株主優待券が京樽でも使えるようになったり、ミスタードーナツとモスバーガーの株主優待券の相互利用が可能になったり、ゼンショー(すき家)の株主優待券がジョリーパスタやココスで使えるようになったりなどなど。

5月から6月にかけては株主優待品があれこれ届く季節です。詳細は都度ご紹介しましょう。
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らしゃーぬ

2020年10月19日追記

フジオフードの株主優待のお食事券は復活しています。サイゼリヤの株主優待もオリーブオイルなどの物品の配送料高騰ということで、物品は廃止されてお食事券に変更されました。

何よりもこの7年半で株価がかなり上がってそれなりの評価益が出ています。株式投資は長い目で見ることが大切ですね。
by らしゃーぬ (2020-10-19 10:20) 

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