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新宿末廣亭2020年7月下席9日目 [新宿末廣亭]

友の会の入場券を使って新宿末廣亭へ。

昼の部
崎陽軒のシウマイ弁当をいただきながら、前座は講談の神田松麻呂。
三遊亭遊かりの辻占の独楽で幕開けです。権助魚もそうですが、女性噺家が演じるとリアリティが高まります。
一矢(かずや)の相撲漫談。白鳳有利とか言っていたような気がしましたがこの日白鳳に土が付きました。
橘ノ円満は子褒め。
桂文月は堀之内の変則バージョン。
青年団のコントは前にも観たことがある医者と葬儀屋。
三遊亭兼好は金の大黒。
春風亭柳好ののっぺらぼうでコロナ対策換気休憩。
ここまで可もなく不可もなくというか、ぼんやりとした落語が続きました。

北見伸の鮮やかな奇術で目が覚めました。なにをやってもお見事ですが、カード捌きは天下一品かと。
同じ芸を何度見ても新鮮さが残ります。
桂歌助は牛褒め。
三遊亭遊吉はよく覚えていません。メモには鰻の行方と記しています。
林家今丸の紙切りはリクエストがなかなか出なくてお気の毒でした。
桂竹丸は落協の市馬会長を上げて、芸協の昇太会長を下げていました。
ここで中入り休憩。

三遊亭可風の手紙無筆で再開。
招き猫は以前聴いたことのある通販商品。
三遊亭円馬の家見舞でようやく落語らしい落語が聴けました。やれやれ。
三遊亭円輔の船徳もまずまず。
翁家喜乃・喜楽父娘による太神楽。珍しく取り分けで落下。全般的に昼の部はぼーっとしています。9日目で疲れているのか、どんよりしたお天気が続いているからか、コロナ疲れか。原因不明。
三遊亭遊之介の青菜で昼の部終了しました。この時期、青菜は聴き飽きた感ありです。格段に面白いお話でもありませんし。

夜の部
前座は、小痴楽の弟子、柳亭楽ぼうの雑俳。昼の部のぼーっとした噺家よりずっと良かったです。
雷門音助の狸札は良いテンポ。
人気のナイツが登場して場内盛り上がります。
滝川鯉八の新作落語やぶのなか。斬新でしたし、難しい表情づくりを上手くこなしていました。夜の部は、昼の部と違ってやる気が伝わってきます。
昔々亭桃之助は真田小僧。
松旭斉小天華の奇術。
立川志ら玉は藪医者は元気いっぱい。ここでコロナ対策換気休憩。

古今亭今輔の新作落語雑学刑事は面白かったしテンポもよかった。
ねづっちはそろそろ飽きてきたかなぁ。
滝川鯉昇は馬のす。
三遊亭笑遊の替り目で中入りです。

雷門小助六は、死んだ飼い猫が祟るお話でした。
東京ボーイズはいつもと構成が違いました。ぴろきのパロディーも。
春風亭柳橋は薬缶。薬缶までは話が進みませんでしたが。
代演の桂伸治は粗忽長屋。
ボンボンブラザーズのいつもの曲芸。
柳亭小痴楽は磯の鮑。昼の部で他の噺家が夜の部で小痴楽が牡丹灯篭をするという予告?があったので、すごく期待していたのにがっかりでした。

小痴楽人気で昼の部より夜の部の方が圧倒的に客数が多かったです。
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新宿末廣亭6月下席4日目 [新宿末廣亭]

午前中大手町で昭和産業の株主総会、午後有楽町でモスフードサービスの株主総会に出席するつもりでしたが、6月下席で平日に行けそうな日が他になかったので予定変更して新宿末廣亭へ。
開場20分前で既に13人並んでいました。ご高齢の常連客が戻りつつあるようです。

昼の部
前座は貫いち。基本ができています。師匠の一之輔の指導がしっかりしているのでしょう。
古今亭志ん松のざるやで幕開け。
のだゆきのいつもながらお見事な音楽パフォーマンスに続いて、柳家小はだの鈴ヶ森。三遊亭萬窓の辻占の独楽はなかなかよかった。。
日本全国酒飲み音頭の出囃子でとんぼ・まさみが登場。
ここで、春風亭一之輔が出番を変えて高座に上がります。演目は真田小僧。何度も聞いている真田小僧も一之輔が演じると斬新で面白い。さすがは一之輔と感心しました。
柳家小里んの親子酒でコロナ対策中入り換気休憩。
いつも元気なストレート松浦の曲芸に続いて古今亭菊之丞の長短。長吉さんが上方の人になっていました。
林家正楽の紙切り。この日のお題は、花火・七夕・松尾芭蕉・昇り龍。松尾芭蕉を切っている時に三味線が奏でたのは夏の思い出。あれ?っと思ったらすかさず正楽が「水芭蕉と芭蕉をかけている」と解説。三味線のお師匠さんもなかなか粋です。
柳家小満んの宮戸川で中入りです。
古今亭志ん陽の猫の皿、柳家小菊の俗曲、柳家小団治のぜんざい公社、三遊亭歌奴の新聞記事、仙三郎社中の太神楽は仙三郎不在で仙四郎と仙成の二人。
古今亭菊志んの青菜で昼の部終了です。氷にのせた鯉の洗いや冷で飲む柳陰(味醂と焼酎のカクテル)が登場する青菜は夏の演目ですね。

夜の部
前座はきよひこでたらちね。雰囲気は悪くはありませんがまだまだ稽古不足です。
三遊亭ふう丈で夜の部幕開け。
ジキジキのお二人は久しぶりでしたがとにかく楽しい。場が盛り上がりました。
春風亭勢朝は毎度おなじみ大師の杵。
三遊亭歌る多の初天神は蜜と密とをかけるなどコロナネタをうまく取り入れて笑えました。
林家楽一の紙切りはプリキュアのお題も。
春風亭一朝は得意の喧嘩話で岸柳島。ここでコロナ対応中入り換気休憩。
柳家さん八の小言念仏で再開。
アサダ二世は珍しく卵を使った手品。
桂文生が遅刻したらしく、三遊亭圓歌がよく聞く坂本龍馬。
遅刻を新米タクシー運転手のせいにした桂文生が高座に上がって中入りです。
古今亭駒治の鉄道ネタ新作落語は笑えました。わかる人にはよくわかる。
笑組の漫才に続いて蜃気楼龍玉の置き泥。
林家きく麿の新作落語は首領が行く。
翁家社中の小花&和助の太神楽は、伝統芸の中に今風のアレンジを加えて飽きさせません。技術もすごい。
夜の部主任は三遊亭天どん。客席の拍手により、古典・新作メジャー・新作マイナーからの三択で新作マイナー。話の内容というよりは、某役場の冷凍冷蔵庫の冷蔵室にお尻が挟まった上司と冷凍室に頭が挟まった部下の格好を演じる姿が爆笑ものでした。

ご本人のブログによると

『新宿末広亭』夜の部トリ、4日日ありがとうございました。
ヘンテコなネタやってやりましたよ!!
自分は好きなネタなんですがねー?空気感!!?という事で。
明日はちゃんとやりますよっ!?


ということは、この日はちゃんとやってはいなかったらしい。
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新宿末廣亭6月中席9日目 [新宿末廣亭]

ほぼ三か月ぶりの新宿末廣亭。昼の部開演時のお客様は25人ほど。
桟敷席は周りに十分な空間が保てて安心です。

昼の部
前座 こう治の桃太郎、まだまだです。
昔々亭昇の道灌から始まって、発泡スチロール芸のできたくん、春風亭昇りんの新作落語と続きます。
日向ひまわりの講談がなかなかよくて、いつも笑える青年団のコント。
春風亭愛嬌、滝川鯉朝の落語が終わったところで新型コロナウィルス対策の中入り換気休憩。
北見伸の奇術は同じ芸を何度見ても鮮やかでほれぼれします。
桂小文治の粗忽長屋、柳家蝠丸のたいこ腹、東京ボーイズと続いて、上方落語笑福亭鶴光、左甚五郎のお話でした。上方落語は膝隠しと小拍子といった独特のスタイルですが、口調も違ってなかなか楽しいです。ここで中入り休憩。
春風亭柳若の落語、林家今丸の紙切りと続きますが、紙切りのリクエストが出ないのはコロナの影響なのでしょうか。
再び上方落語で笑福亭福笑、ボンボンブラザースの後、桂文治の軒付けで昼の部終了です。軒付けは義太夫のお話ですが、末廣亭ではあまり聞いたことがありません。

夜の部
前座あら馬の動物園、まだまだ修行が必要ですね。
三遊亭吉馬の寄合酒で幕開け。北見伸のご子息山上兄弟の奇術。血筋は争えない。7月19日早朝5時にNHKに出演するそうです。
三遊亭仁馬の真田小僧、春風亭昇乃進の次がコント山口君と竹田君で笑えました。落語もよいけどコントも好きです。
そして最近の私のお気に入り、玉川太福の浪曲。清水の次郎長伝から。前回聴いた部分とは違ったのでラッキーでした。
三遊亭遊吉は青菜、桂小すみの俗曲が一風変わっていて面白かった。
桂幸丸に続いて神田松鯉の講談「赤穂義士外伝天野屋利兵衛」ほれぼれしますね。伯山が人気ですが、実力は松鯉の方が数段上です。ここで中入り休憩。
三遊亭藍馬の新作落語、カントリーの漫才、上方落語桂雀々のん回し。
桂米福の落語、翁家の太神楽、最後は三遊亭円馬の試し酒でした。
試し酒の内容は、近江屋の下男久蔵が大の酒好きと聞き、5升の酒が飲めるかどうかの賭けが近江屋と尾張屋の主人同士で始まる。久蔵は自分が飲めなかったら主人に迷惑がかかると知り、外で少し考えさせてほしいと断って、暫くして戻ってきて挑戦することにしたという。結局5升の酒を飲みほした久蔵に、尾張屋の主人は外に出て考えている間に何かヒントがあると思い、何をしてきたのかと尋ねると、久蔵の答えは「5升ときちんと量った酒を今までに飲んだことがなかったので実際に飲めるかどうか酒屋で5升の酒をのんできた。」要は10升(1斗)の酒を飲んだという笑い話です。
杉下右京なら、「おかしいですね。そもそも下男が5升の酒代を持ち合わせていたとは思えません。どう見ても作り話にすぎないと思うんですよね。」と突っ込みそうですが、落語は細かいことを気にしてはいけません。

夜9時に終了。末廣亭近くの飲食店ではかなりの密状態で若い方々が飲んでいました。もし無症状の感染者が混ざっていると間違いなくクラスター発生ですね。東京都の新規感染者の大半が20~30代という事実が物語っています。
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新宿末廣亭3月中席3日目 [新宿末廣亭]

博物館も美術館も動物園も臨時休館&休園で、お出かけ先は、神社仏閣か映画館と寄席くらい。
13日の金曜日は新宿末廣亭へ。10日前は開演時にお客様は8人だけで、いつもなら11時45分には登場する前座さんが12時に登場でしたが、この日は25人のお客様。11時50分には前座杏壽が登場して「子褒め」、かわいらしい女性ですが、落語はまだまだです。
三遊亭歌太郎「やかん」 江戸家小猫はお休みでのだゆきが代演 春風亭朝枝 寄席ではあまり聞かない「ふだんの袴」 桂文雀「真田小僧」 三増紋之助の曲ごま 古今亭菊之丞「親子酒」 三遊亭歌武蔵「犬の目」 林家二楽の紙切りのお題は末廣亭と桜の開花 柳家三福「権助魚」 柳家さん喬「天狗裁き」トリで演じられることが多い演目です。 松旭斉美智はお休みで美登がひとりで奇術 金原亭伯楽「長屋花見」で中入りです。
三遊亭歌る多「つる」 笑組の漫才 桂南喬「壺算」 三遊亭圓歌「やかん」歌太郎とかぶっていますが、オリジナルとは程遠い圓歌バージョンなので別の演目という位置づけなのでしょう。
鏡味仙三郎社中の太神楽 三遊亭歌奴「寝床」で昼の部お開きです。

夜の部の前座は桃月庵あられ「道灌」 林家文吾「夢の逢瀬」 ストレート松浦のジャグリング 橘家文太「元犬」落ちが「もとはいぬか?」ではなかった。 
林家きく麿 新作落語演目名不明 仮称:入れ歯 アサダ二世の奇術 入船亭扇辰「竜田川」 春風亭勢朝 翁家和助&小花&の太神楽 きちんとした芸の上に新しさを交えています。飽きさせない。正月二之席の和助の獅子舞はお見事でした。
柳家小さん「碁泥」末廣亭ではあまり聞かない演目 柳亭小燕枝「長短」で中入り。
柳家こみち「庭蟹」女性噺家なので主人に洒落を教えるのは番頭さんではなくお清さんに変えていました。 米粒写経がお休みでにゃん子・金魚が代演。少し得した気分。
柳家小せん「鷺取り」これも末廣亭ではあまり聞かない演目。春風亭昇太のを一度聞いただけ。
春風亭一朝「芝居の喧嘩」 林家正楽の紙切りのお題は鷺取り他
橘家文蔵「試し酒」 でお開き

お客様が少ない方が噺家さんは真剣に落語をされるような気が…
夜の部は、いつもとさほど変わらないレベルまでお客様が戻ってきたように思います。



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新宿末廣亭正月二之席千秋楽 令和二年 [新宿末廣亭]

正月二之席は6日目に続き千秋楽も新宿末廣亭へ。

前座 乃ゝ香 平林で昼の部が始まります。端正な顔つきで声も良いので将来楽しみです。

三遊亭天歌 出来心
ストレート松浦 ジャグリングと中国独楽
三遊亭歌武蔵 6日目とほぼ同じ構成ながら昨日の大相撲の取組をネタに入れてる。鮮度抜群。
春風亭勢朝 6日目と同じ
林家鉄平 6日目と同じ
ロケット団
林家花緑 6日目と同じ
柳家小ゑん 新作落語 吉田課長 面白かった
入船亭扇遊 浮世床 夢の逢瀬
林家楽一 紙切り 
三遊亭歌る多 つる
三遊亭円丈 6日目とほぼ同じ
林家正蔵 一眼国 臨場感あり
松旭斉美登・美智 パン時計の手品は何回見ても鮮やか
金原亭伯楽 味噌豆
鈴々舎馬風 雑談

中入り後 歌る多と美るくによる松づくし
橘家円太郎
柳家小さん 6日目と同じ 親子酒
桂文楽 6日目と同じ 権兵衛狸
柳家小はん(代演)
橘家橘之助
三遊亭圓歌 やかん 超変則バージョン 場内爆笑

夜の部の前座は柳亭市朗で初天神。なかなか上手かった
柳亭市弥 二人癖
笑組
桃月庵白酒 6日目と同じ茗荷宿
初音家左橋 長短
林家しん平
江戸家小猫
柳家喬太郎 新作落語 夫婦に乾杯 ここまで6日目と同じ話が多かったのでとても斬新。場内も爆笑。
五街道雲助 6日目と同じ 夕立勘五郎
柳家小袁治 6日目と同じ 紀州
すず風にゃん子・金魚
柳家権太楼 金の大黒
柳家小満ん 6日目と同じ 馬のす

中入り後寿獅子 この日は翁家社中。翁家和助の獅子舞が迫力があって素晴らしかった。6日目の仙三郎社中より数段上でした。

桂南喬 粗忽長屋
春風亭一朝 宗論 一朝の宗論、初めて聞きました。6日目の看板のピンとは趣が違って笑えました。
柳亭小燕枝(代演) 手紙無筆
林家正楽 紙切り ラグビー、ちこちゃん、東京オリンピック&パラリンピックなど
柳亭市馬 この日は『三十石』 太鼓や摺鉦の音響効果もあり、市馬は京都伏見から大阪への川下りの船頭になりきっていて、上手い!とか流石!とは思うのですが、話の途中で終わってしまったこともあり、消化不良でした。 正楽があと5分早く切り上げてくれればよかった。前座がきちんと伝えていなかったのでしょう。
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新宿末廣亭正月二之席6日目(2020年) [新宿末廣亭]

東京ミュージアムぐるっとパスでの美術館・博物館巡りや旅行でなかなか時間が取れなかったのですが、久しぶりに新宿末廣亭へお出かけしてきました。

最初は15日に行くつもりでしたが、HPで三遊亭円丈がお休みと知り、16日に変更しました。
11時前にはそれなりの行列でしたが、開場の11時35分には長い行列となっていました。それでも開演当初は1階席は桟敷を含めてほぼ満席で2階席は解放されていなかったので、大混雑というほどではありません。

正月二之席は、松づくし(踊り)や寿獅子(獅子舞)と、お正月らしさがあって好きです。正月一之席ほどではありませんが、顔見世興行的な部分もあって出演者が多い分一人当たりの持ち時間が少なくなっています。

前座さんの牛褒めから昼の部へ。
三遊亭天歌 手紙無筆
珍しく正装のストレート松浦のジャグリングはいつもながら鮮やか。
元力士の三遊亭歌武蔵 いつもの相撲雑談
春風亭勢朝 何回も聞いている小話
林家鉄平 昔の小話
ロケット団の漫才は最新ネタをいつもの山形ネタで締めました
柳家花緑は脳の記憶システムを新作落語で。何を話しても外さない方なので流石です。
柳家小ゑんは先月も聞いた おでんの新作落語
入船亭扇遊 たらちね
林家楽一 紙切り 今日のお題は「鳥取砂丘」「ツタンカーメン」「リーチマイケル」
三遊亭歌る多 初天神
三遊亭円丈 1番から20番までのネタ帳 小話
林家正蔵 いつもながらなぜか記憶が残らない
松旭斉美登・美智 いつものパン時計がお見事
金原亭伯楽 いつも聞いている小話
鈴々舎馬風 雑

中入り後、歌る多と美るくによる「松づくし」 お正月のおめでた感満載
橘家円太郎
柳家小さん 親子酒
桂文楽 権兵衛狸
三遊亭歌司 
橘家橘之助 私は小圓歌の方がしっくりきますが、お名前が変わっても艶やかさは変わりません
昼の部主任は三遊亭圓歌 演目は龍馬伝のようでしたが、関係ない脱線話が爆笑モノでした。歌の介時代から一皮むけた感じがしました。とにかく大笑いできました。

夜の部は、女性前座の子褒めから。
柳亭市童 転失気 寄席でよく聞くお話ですが、楽しく面白く聞けました。
笑組は縁起物の南京玉すだれ
桃月庵白酒 茗荷宿 面白かった
初音家左橋 家見舞
林家しん平 毎年恒例のお神楽
江戸家猫八 お正月らしく鷹から
柳家喬太郎 綿医者 珍しい演目です
五街道雲助 夕立勘五郎 私的にはあまり面白いお話ではありません
柳家小袁治 紀州
すず風にゃん子・金魚 いつもと同じネタですが、金魚手作りの被り物が素晴らしかった。
柳家権太楼 代書屋 末廣亭でよく聞きます。十八番かも?
柳家小満ん 馬のす

中入り休憩後 寿獅子

柳家小三治 人間国宝を拝観させていただく 演目は小言念仏
桂南喬 真田小僧
春風亭一朝 看板のピン 一朝の看板のピンは初めて聞きました
柳家さん喬 長短
林家正楽 紙切り 獅子舞 大黒天 安芸の宮島
夜の部主任は柳亭市馬 正統派古典落語の名手 何を聞いても素晴らしい方ですが、この日の演目は『竹の水仙』。これだけ寄席通いをしている私が、十年以上昔にJALの機内プログラムで聴いたっきりだった幻の演目。『抜け雀』と同じようなストーリー展開ですが、市馬が演じると、面白くもあり感動もあり。今日来てよかった。千秋楽にまた聴きに来なければ…と思いました。

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新宿末廣亭4月中末廣亭席7日目 [新宿末廣亭]


昼の部
前座 茶光「色事根問(稽古屋)」
昔々亭桃之助「たらちね」
春本小時・鏡味小助 太神楽 若い人の芸は活気があります
桂夏丸 新作落語「課長の犬」
昔々亭A太郎 新作落語 包丁を持って押し入った強盗を包丁の訪問販売と勘違いするお母さんの楽しいお話
国分健二 漫談 網棚に乗せた妊婦さんの荷物を親切な人が「降ろしますか?」と声掛けすると「生みます。」
三遊亭萬橘「穴子抜け」
昔々亭慎太郎「権助魚」
チャーリーカンパニー コント いつもの政治ネタから離れて学校ネタ。
三笑亭夢太郎「時そば」そばの食べ方が個性的。
三遊亭遊三「親子酒」枕はいつもの旧婚旅行
東京ボーイズ 漫謡 いつもと同じようで新鮮ネタが取り込まれています。
桂幸丸 桂米丸(94歳)体調不良により代演。旅館の高級客と格安宿泊客の違いを語る。
(中入り)
春風亭愛橋
山上兄弟 小学生の頃から兄弟で演じている手品師 私は初見。北見伸のお子様です。血筋は争えない。
立川談幸「家見舞」
柳家蝠丸「弥次郎」
昔々亭桃太郎「カラオケ病院」


夜の部
前座 鯉花 珍しく講談の前座。時間も長く、演じているうち徐々に調子が上がってきた。将来が楽しみ。
桂竹千代「看板のピン」
宮田陽・昇 漫才
神田鯉栄 講談「任侠流山動物園」
三笑亭夢丸
ねづっち 漫談 末廣亭では初見 動物園のお題を出したら「危険な乗り物」→下りない(檻無い)と危険。さすがに回転が速いです。
笑福亭べ瓶「真田小僧」膝隠・見台・小拍子の上方スタイル。もちろん真田小僧も上方風。斬新でよかった。
春風亭柳太郎
ポロン 奇術 北見伸の代演。北見伸同様カードさばきはお見事。
古今亭今輔
桂文治「酢豆腐」
(中入り)
春風亭昇々
江戸家まねき猫 動物ものまね
三遊亭愛楽「浮世床」
桂竹丸
カントリーズ 漫才
桂枝太郎「寝床」聞くに堪えない義太夫をものの見事に演じていました。あっぱれ!
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新宿末廣亭4月上席千秋楽 [新宿末廣亭]

1月30日以来久しぶりの新宿末廣亭。夜の部は4代目三遊亭圓歌襲名披露公演です。
雨が降る寒い中、行ってきました。


前座さんの「一目上がり」で昼の部開演。
柳家わさび「庭蟹」 末廣亭ではあまり聞かない演目。
ストレート松浦 いつもリズミカルで心地よい。
柳家一琴「河豚鍋」 寒い日にはうってつけの演目。
橘家円太郎「真田小僧」 よく聞く演目。
林家楽一 紙切り 
桂藤兵衛「浮世床」 夢だった…はよくあるお話です。
柳家小のぶ「粗忽長屋」
三増紋之助 曲ごま いつも明るく元気
柳家さん喬「短命」NHKドラマ「昭和元禄落語心中」にも出演していました。
柳家権太楼 ほぼいつもの「代書屋」 たまに「人形買い」をきくこともありますけど。
アサダ二世 奇術『今日はちゃんとやりますよ』といつも同じ口上で同じ内容。
柳家小満ん「花見小僧」初めて聞く演目でした。
(中入り)
春風亭勢朝「紀州」寄席でよく聞く演目です。
すず風にゃん子・金魚 金魚の被り物以外は毎回ほぼ同じ内容なので飽きてきました。
柳家小さん「二人旅」これも寄席でよく聞く演目。
桂南喬「壺算」何度聞いても楽しい演目です。
翁家社中 太神楽 いつも演じる五階茶碗がありませんでした。
柳家一九「試し酒」 JALの機内プログラムでも演じられたことのある豪快な演目。

夜の部の前座さんは「子褒め」
柳家花ごめ「出来心」 若干緊張されていたかも
マギー隆司 いつもと同じ奇術
春風亭百栄「桃太郎」
三遊亭歌奴
五明楼玉の輔 出囃子が♪おさるのかごや♪「動物園」
林家ぺー 最後にティッシュを配ってました
三遊亭歌る多「宗論」女性噺家ならでは主人公を娘にしていました。
林家正楽 紙切り リクエストに「傘をさした私」斬新でした。
三遊亭歌司「長短」
林家木久扇 前夜から新宿末廣亭HPで馬風の代演での出演が知らされていました。笑点の話題も含めた世間話。笑点のっ黄色のキャラクターは造りキャラと実感。
(中入り)
襲名披露口上 ごあいさつの中に「圓歌といえば新作落語」という件がありました。
立花家橘之助 三味線を使った浮世節。子圓歌から橘之助と改めてどれくらいになるのでしょうか。
柳亭市馬「山号寺号」市馬は寄席での持ちネタが多くて飽きさせません。今日も楽しませていただきました。
柳家花緑「つる」花緑が寄席でよく演じる演目です。
鏡味仙三郎社中 太神楽。やはり五階茶碗は演じませんでした。襲名披露と何か関係があるのかもしれません。
三遊亭圓歌 新作落語「母ちゃんの行火」 襲名披露の千秋楽に演じるということは圓歌の十八番ということでしょう。私は聞くのが5回目くらい。残念ながら何度聞いても面白いという感想ではありませんでした。初めての方には素晴らしい落語だったと思います。
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新宿末廣亭8月上席2日目・3日目・6日目 [新宿末廣亭]

花緑・市馬と志ん輔をお目当てに通いました。

2日目
花緑:天狗裁き
市馬:三十石
志ん輔:替わり目

3日目
花緑:井戸の茶碗
市馬:松曳き

6日目
花緑:井戸の茶碗
市馬:らくだ
志ん輔:たが屋

最近の花緑は、演出が過ぎて少し臭い。お菊の皿のお菊さんのようになってしまったようで残念。
6日目の演目が3日目と同じというのも手抜きのような。

市馬は普段、寄席では聴けないような演目が多く、噺家の意地が伝わってきます。特に「らくだ」は滅多に聴けないのですごく得をした気分です。

志ん輔は、飄々として味がありますね。

千秋楽に期待しましょう。
気が向いたら9日目も通うかも。


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新宿末廣亭8月上席初日 [新宿末廣亭]

昼の部主任が柳家花緑、夜の部主任が柳亭市馬という豪華出演でしたから、昼の部最初から夜の部終わりまで9時間落語を聞いていました。

よかったのは、
古今亭志ん輔の「紙入れ」 仕草が色っぽいし、何度も聞いているお話なのに笑えました。
柳家さん喬の「そば清」 寄席ではあまり聞かないお話なので新鮮でした。
柳家花ん謝の「熊の皮」 間の取り方が絶妙で、聞いていて心地よかったです。
柳亭市童の「転失気」と柳亭市弥の「唐茄子売り」も臨場感たっぷりで楽しく聞けました。
入船亭扇辰の「一眼国」 これも寄席ではあまり聞かないお話なので新鮮でした。

さて、お目当てのお二人ですが、花緑は「笠碁」、よく聞くお話ですが、花緑が演じるとどんな演目でも惹き込まれてしまいます。人間の心情をあそこまで見事に言葉で表現できるのは流石です。

市馬は「船徳」、こちらはあまり聞かないお話。上半身の動きで臨場感を漂わせていました。この方は、お顔を拝見しているだけで幸せになれます。

明日もまた聴きに行きますよ!!
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