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新宿末廣亭正月二之席6日目(2020年) [新宿末廣亭]

東京ミュージアムぐるっとパスでの美術館・博物館巡りや旅行でなかなか時間が取れなかったのですが、久しぶりに新宿末廣亭へお出かけしてきました。

最初は15日に行くつもりでしたが、HPで三遊亭円丈がお休みと知り、16日に変更しました。
11時前にはそれなりの行列でしたが、開場の11時35分には長い行列となっていました。それでも開演当初は1階席は桟敷を含めてほぼ満席で2階席は解放されていなかったので、大混雑というほどではありません。

正月二之席は、松づくし(踊り)や寿獅子(獅子舞)と、お正月らしさがあって好きです。正月一之席ほどではありませんが、顔見世興行的な部分もあって出演者が多い分一人当たりの持ち時間が少なくなっています。

前座さんの牛褒めから昼の部へ。
三遊亭天歌 手紙無筆
珍しく正装のストレート松浦のジャグリングはいつもながら鮮やか。
元力士の三遊亭歌武蔵 いつもの相撲雑談
春風亭勢朝 何回も聞いている小話
林家鉄平 昔の小話
ロケット団の漫才は最新ネタをいつもの山形ネタで締めました
柳家花緑は脳の記憶システムを新作落語で。何を話しても外さない方なので流石です。
柳家小ゑんは先月も聞いた おでんの新作落語
入船亭扇遊 たらちね
林家楽一 紙切り 今日のお題は「鳥取砂丘」「ツタンカーメン」「リーチマイケル」
三遊亭歌る多 初天神
三遊亭円丈 1番から20番までのネタ帳 小話
林家正蔵 いつもながらなぜか記憶が残らない
松旭斉美登・美智 いつものパン時計がお見事
金原亭伯楽 いつも聞いている小話
鈴々舎馬風 雑

中入り後、歌る多と美るくによる「松づくし」 お正月のおめでた感満載
橘家円太郎
柳家小さん 親子酒
桂文楽 権兵衛狸
三遊亭歌司 
橘家橘之助 私は小圓歌の方がしっくりきますが、お名前が変わっても艶やかさは変わりません
昼の部主任は三遊亭圓歌 演目は龍馬伝のようでしたが、関係ない脱線話が爆笑モノでした。歌の介時代から一皮むけた感じがしました。とにかく大笑いできました。

夜の部は、女性前座の子褒めから。
柳亭市童 転失気 寄席でよく聞くお話ですが、楽しく面白く聞けました。
笑組は縁起物の南京玉すだれ
桃月庵白酒 茗荷宿 面白かった
初音家左橋 家見舞
林家しん平 毎年恒例のお神楽
江戸家猫八 お正月らしく鷹から
柳家喬太郎 綿医者 珍しい演目です
五街道雲助 夕立勘五郎 私的にはあまり面白いお話ではありません
柳家小袁治 紀州
すず風にゃん子・金魚 いつもと同じネタですが、金魚手作りの被り物が素晴らしかった。
柳家権太楼 代書屋 末廣亭でよく聞きます。十八番かも?
柳家小満ん 馬のす

中入り休憩後 寿獅子

柳家小三治 人間国宝を拝観させていただく 演目は小言念仏
桂南喬 真田小僧
春風亭一朝 看板のピン 一朝の看板のピンは初めて聞きました
柳家さん喬 長短
林家正楽 紙切り 獅子舞 大黒天 安芸の宮島
夜の部主任は柳亭市馬 正統派古典落語の名手 何を聞いても素晴らしい方ですが、この日の演目は『竹の水仙』。これだけ寄席通いをしている私が、十年以上昔にJALの機内プログラムで聴いたっきりだった幻の演目。『抜け雀』と同じようなストーリー展開ですが、市馬が演じると、面白くもあり感動もあり。今日来てよかった。千秋楽にまた聴きに来なければ…と思いました。

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