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正倉院展 [芸術]

11月9日から12日まで奈良を訪れました。奈良国立博物館で開催された正倉院展も見てきました。1300年前のお宝がそのまま残されていることにただただ驚愕。今回は琵琶と尺八の二つの楽器が展示され、昭和20年代に実際に演奏された録音も会場で聞くことができました。

東大寺と興福寺の諸堂にも参詣できました。東大寺は大仏殿、二月堂、三月堂、四月堂、千手堂、行基堂、不動堂、東大寺ミュージアムなど。興福寺は特別公開中の五重塔、東金堂、南円堂、国宝館など。

東大寺四月堂(三味堂)は中央にご本尊の十一面観音菩薩、両脇に薬師如来と阿弥陀如来という仏像の一般常識ではありえない配置になっています。お尋ねしたところ、東大寺は既定概念などに拘らず、菩薩も将来は如来になられるので同じ位置づけで区別しないとのことでした。
世が乱れた平安時代には東大寺が本山の華厳宗は超性善説で甘すぎると批判を受け、より律する天台宗が勢力を増していったようですが、私個人的には華厳宗の教えが性に合います。

四月堂には弘法大師の像も置かれています。空海、高野山に入る前に東大寺の別当に就いていたと教えていただきました。東大寺のHPで四月堂が紹介されていないのは何か理由があるのでしょうか。

聖武上皇崩御後光明皇太后が遺品を東大寺廬舎那仏(大仏さま)に奉納したのが正倉院宝物の起源ですが、聖武天皇の祖母元明天皇が平城京に都を遷してから、聖武天皇の娘である孝謙(称徳)がなくなるまでの60年間、元明、元正、聖武、孝謙、淳仁、称徳の6代5人の天皇のうち4代3人が女性という不思議な時代でした。
鑑真和上が苦難の上唐から来日されたのもこの時代。日本史好きの私が最も興味深い時代です。その次は3世紀の卑弥呼の時代。

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新米の季節 [その他]

株主優待のおすそ分けや旅のお土産のお返しであれこれいただくことがあります。地元の銘菓だったり、季節の果物だったり。
今の時期は新米をいただくことが多いです。仙台の叔母から「ひとめぼれ」と「だて正夢」を合わせて6㎏、茨城の友人からは「ミルキークイーン」5㎏、金沢の友人から「ひゃくまん穀」2㎏。近々ジョイフル本田の株主優待で茨城県産特別栽培米が5㎏が届く予定なので、合計18㎏。しばらくの間お米は買う必要がありません。
今回は申し込んでいませんが、フジオフードシステムの株主優待でもお米をもらっていたので、10年以上お米は買ったことがありません。

オリーブオイルを含めた食用油、小麦粉やお好み焼き粉・ホットケーキミックスなどの粉もの、砂糖、粉末だし(ほんだし)、コーヒー(レギュラー&インスタント)、キッチンペーパーも随分と長い間買わずに済んでいます。
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