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国宝 聖林寺十一面観音菩薩立像 [芸術]

物よりも精神的な充実感を求めるお年頃となり、NHKEテレの「こころの時代」やテレビ神奈川などで再放送されている三重テレビ制作の「祈り~神と仏と~」をよく見ています。こちらの題字は東大寺の狭川管長が書かれています。
最近よく登場するのが、聖林寺十一面観音菩薩立像。今日はNHK総合の歴史秘話ヒストリアでも紹介されていました。奈良時代西暦760年代に作られた木心乾漆像。聖武天皇(756年)光明皇后(760年)が亡くなられた後、娘の孝謙(称徳)天皇の時代。興福寺の阿修羅像よりも30年ほど後の仏像。
明治維新の廃仏毀釈で聖林寺に匿われていたところを東京帝国大学のお雇い外国人教師のフェノロサの目に留まるところとなり、その価値を認めたフェノロサが保存のための厨子を寄進したという史実があります。

今年6月、期間限定で東京国立博物館にて展示されます。ぜひ拝みたいもの。

聖林寺HP:http://www.shorinji-temple.jp/about/statue/
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