タロットカード占い 【審判】逆位置

久しぶりに占い師。　今日はお二人だけ。　いつもと同じ大アルカナ２２枚から１０枚を選んで並べていくケルト十字展開法。２枚目に横向きに置く②その原因は常に正位置の意味合いで解釈します。

恋愛を占った方は、①現在の状況が、不安を表す【月】正位置で、②その原因が【恋人】。　好きな人がいるものの相手の心が読み切れない…といった典型的な状況ですね。　⑥近い将来に、切羽詰った状況を暗示する【塔】逆位置が出ていたものの、⑩最終結論が成就を意味する【世界】正位置でしたから、

近々大喧嘩することがあると思いますが、それで別れるようなことにはならなくて、最終的にはよい関係で落ち着くと思いますよ。


もう一方は、仕事について占いました。
①現在の状況は【星】正位置、②その原因は【吊るされた男】、③理想は【隠者】正位置、④本音は【力】逆位置、⑥近い将来が【世界】逆位置、⑦おかれている立場が【悪魔】正位置、⑧周囲の状況が【戦車】逆位置、⑨本人の能力や性格は【女教皇】逆位置、⑩最終結論が【審判】逆位置。

基本、①と⑦のカードは似たような意味のカードが出ることが自然ですが、今回は【星】と【悪魔】といったポジティブカードとネガティブカードの組み合わせ。　このような時は、精神的に追い込まれて、不安定な心理状況であることが多いです。　希望が叶ったり、よい知らせを意味する【星】正位置の原因が犠牲を意味する【吊るされた男】というのもかなり変則的。　ビジネス遂行のために、かなりの無理をしているとしか言いようがありません。　報われる苦労ということがせめてもの救いですけど。

理想の【隠者】正位置は、思慮分別や経験等を意味します。　本音の【力】逆位置は意志薄弱や消極性。
現場はスタッフに任せて少し離れたところから、これまでの経験を基にアドバイスしていくという形で進めていきたいという気持ちとは裏腹に、前向きに取り組めない。今ひとつ集中できていないというご様子。

近い将来の【世界】逆位置は、中途半端や挫折という意味。　現状のままでは、目指すべきところにはなかなかたどり着けそうになく、かといって引くに引けない危険な状況が待ち構えているような…

置かれている立場【悪魔】正位置は、呪縛や裏切りといった意味。　ビジネスパートナーとの意思疎通がうまくいっていなかったり、過去の失敗経験に縛られたりといったことが想定できます。

周囲の状況【戦車】逆位置は、敗北や消極的という意味。　本人が集中できていないことが、ビジネスパートナーに影響を与えて、組織全体が覇気のない状況に陥っているということ。

本人の能力・性格【女教皇】逆位置は、激情や不安定という意味。　精神的に追い込まれていて判断能力が低下しているということ。
最終結論の【審判】逆位置は、悪い知らせとか病気という意味。こちらは身体的な機能低下を暗示しているような。

平たく言うと、心身ともにかなり弱っている状態なので、取り急ぎ心も身体も十分な休息が必要ということになります。　具体的には、睡眠・食事といった健康管理と信頼できる方に懸案事項を聞いてもらってストレス解消につなげる事が大切とお話ししました。

大アルカナ20番のカード【審判】、キーワードは『復活』。　正位置では、悪い状態を好転させるポジティブカードですが、逆位置では、当面の間は回復できないネガティブカードになります。

ある日のタロットカード占い

日曜日の夜、9月から占い師をすることになっているお店での打合せ。
今日の差し入れは、恒例となりつつあるカスタードプリンと、鯖の竜田揚げ。竜田揚げは揚げたてをお持ちして、レタス・たまねぎ・人参のサラダを添えて器に盛りました。　一晩、お酒・醤油・味醂・おろし生姜に漬けておいたのでしっかり味がついていました。　評価もばっちりでした。　ちなみに自宅からお店までは地下鉄を使って30分弱です。

私を含めて7人が集まりました。　お店のオーナーさんからの説明を聞いて1時間ほどで終了。　平日お昼はランチ営業、土曜日夜は会員制バーとこちらは他の方がされていますから、時間と曜日によってお店のスタイルがガラッと変わる変則的なお店です。

月～木の18～23時で整体ラウンジ＆占い、金曜日21時～BAR、土曜日　日中と　日曜日が予約制整体　という形で進めていくそうです。
私は、月～木の中で一日だけ、整体ラウンジの受付を兼ねた占い師ということになりそうです。


打合せの前後で、ご希望された方3人を占いました。
最後に占った方、案件はお仕事についてですが、珍しいカードの並びだったので一部をご紹介。　いつもと同じケルト十字展開法です。

①現在の状況　　　　【世界】（正）　　
②その原因　 　　　　【星】（正）　
⑥将来 　 　【運命の輪】（正）
⑦おかれている立場【魔術師】（正）

①と⑦は似たようなことを表示しているカードなので、この2枚が近い意味を持つカードか、異なる意味を持つカードかで、依頼者の状況が安定しているのか不安定なのかを見る目安になります。
今回は②と⑥を含めて、ポジティブなカードが４枚。　

「成就」を意味する【世界】と「希望」を意味する【星】の組み合わせは、希望が叶うベストな状況。　【運命の輪】は、更に状況がよくなることを暗示。　【魔術師】は、才能に恵まれたり、新しい発見や物事の始まりを意味します。

新しく、独立してお仕事を始めるとのことですが、才能に恵まれ、時期も良好とお話ししました。　残り6枚のカードは、ポジティブなカードとネガティブなカードの混在。　支障をきたすかもしれない原因がはっきりと出ていたのでその点についてもアドバイスしました。

長年タロットカード占いをしていますが、いきなり【世界】（正）と【星】が重なって表示されるのは本当に珍しいことです。　確率論的に言えば９２４分の１ですが、占いは確率論では語ることができないことがたくさんあります。

タロット占い 【星】と【運命の輪】

日曜日の夜、占いの合間にお店のスタッフの方と雑談していました。

私：　一番好きなカードは【運命の輪】なの。
スタッフ：　前は【星】のカードが一番好きだって言ってましよね？
私：　昔は希望があったけれど、最近はなくなってしまったから。


【運命の輪】は、10番のカード。キーワードは『輪廻』です。　

正位置では、チャンス到来、運命的な出会い、事態の好転などの意味があります。
逆位置では、アクシデント発生、時期尚早、間の悪さなどを暗示します。

「何かいいことないかしら？」とか「最近ついていないのよね」とか、漠然とした期待を抱いている人にはうってつけのカード。
このような人には、キーワードが『達成』である最高のカード【世界】が正位置で出たとしても、何が叶うのかハッキリしていませんから、それほどの意味はありません。
で、今の私には【運命の輪】の方が向いています。

【星】は、17番のカード。キーワードは『希望』です。
正位置では、夢が叶う、希望、幸運などの意味。
逆位置では、失望、高望み、失敗などの意味。
具体的な、夢や目標がある人にとってはとてもラッキーなカードです。

昔は、私にも具体的な夢があったのでしょうね。

さてさて、あさりが半分残っていました。　今日もお昼ご飯はあさりのトマトソースパスタにしましょう。

タロット占い 【塔】がよく出た日

１ヶ月ぶりくらいに占い師をしてきました。
今日はタロットカード占いイベントの日ではないので、ご希望をされた方４人だけ。　自分で占っておきたいことも２つほどあったので全部で６回占いましたが、１６番の【塔】が目立った日でした。　

大アルカナ２２枚の中で最悪のカードが１６番の【塔】。キーワードは『崩壊』。

正位置では、危機到来や最悪の結果という意味、逆位置では、切迫した状態や迫りくる危険などの意味があります。　唯一、正位置でも逆位置でもネガティブな意味を持つ不吉なカード。

このカードが目立つ日は、あまり気持ちのいいものではありませんね。　過去の位置に表示された場合はまだしも、将来や最終結論にこのカードが表示された場合は占い師としても困惑してしまいます。
他のカードと見比べながら、その原因を探したり、危機を回避するためのキーワードを見つけなければなりません。
ただ、悪い結果だけを告げるのは、私としては気が引けますから。

9月から、このお店で週一回木曜日に占い師をする予定です。　そんなこともあり、カスタードプリンと小鯵の南蛮漬けと鯖味噌煮をお持ちして、皆さんに試食＆評価をしていただきました。
カスタードプリンと小鯵の南蛮漬けはほぼ満点の評価。　　星三つ☆☆☆いただきました。

9月からは、整体も始めるそうです。　お試し体験をしていたので、30分ほどしていただきました。　体の歪みを直していただきスッキリ快適。　思わず小躍りしてしまいました。　月２回もしていただくと、快適な毎日を過ごすことができそうですね。

手相も見ていただきました、相変わらず少し弱っている私らしい。　手相鑑定の占い師の方、プライベートでは色々と悩みをお抱えらしい。　で、お互い占いっこしてました。　占い師とて人の子。　ストレスも溜まれば、悩みもあります。　

お店の詳細、決まりましたら、このブログでもご案内します。

占い師としての本分

とある大学教授から占いについてのアドバイスメールをいただきました。いつも何かと気にかけていただき、ありがとうございます。
要旨は、「投資や相場判断の占いをするようになっては身が持ちませんよ。」

偶然にも昨日の同期会で、「秋口から占い師をするようになるかもしれない。」と言ったら、「自分の株の取引とか占ったりしないのか？」と聞いてきた人がいました。

「そんなことはしたこともないし、考えたこともありません。」とお答えしました。金運全般はともかく、具体的な相場や金儲けの案件は占うべきことではないとわきまえています。
自分自身のことを全く占わないわけではありません。　高校生の頃から時折自分の夢について占っていて、将来必ず叶うという結果が出ていました。　その件はきちんと占い通り達成しました。
その後の目標がなくて苦労はしていますけど…

先日、夢想疎石著の『夢中問答』の中でも触れましたが、神仏に熱心に祈願しても、本人が努力を全くしないというのは、幸せへの近道にはならないということです。


めしばな刑事」タチバナ、今回のテーマは東京みやげでした。

学生時代、帰省する度に、母にお土産を買っていったものです。
昔々の京都みやげ、蕎麦饅頭・蕎麦ボウロ・千枚漬などなど。毎月のようにあれこれと色々買って帰ったけれど覚えているのはこれくらい。八橋は嫌いで、蕎麦饅頭が好きだったから、何回も買った記憶があります。

占い師

昨夜は、新宿御苑近くでお店をしている友人の依頼で、占い師をしてきました。30年以上の経歴のあるタロットカード占いです。
19時過ぎから始めて10人ほど占いました。　恋愛のこととお仕事のことがほとんど。　１件20～30分かけて丁寧に占いますし、２回占って差し上げた方もいたので、５時間以上かかりました。　２２枚の大アルカナカードを使って１０枚のカードを並べていく展開法のケルト十字占い。　現在の状況とその原因から始めて、本音と理想、過去のことと将来のこと、置かれている立場、周囲の影響、本人の能力、最終結論と物語風にお話していくので、信ぴょう性が高まる占い方法です。　１０枚のカードを見渡して、各々の持つ意味をつなげていって作り上げたストーリーをお話します。　今回は、占いが終わった後、スッキリした表情の方がほとんどで、何らかのお役にたてたようです。　こんな日は私もスッキリします。　でも、長い時間話し続けることになるので、喉への負担が大きいです。　少し声がかすれてしまいました。

占いの済んだ後、お客さま方とおしゃべりを楽しんで、朝帰りしました。　手相を見られる方がいらしたので、見てもらいました。　占い師が占ってもらう立場になるのもよいものです。　いろいろなことを的確に指摘をしていただきました。ありがとうございます。　やはり身体は弱っているようです。

タロットカード占い

趣味とか特技とか聞かれた時、自信を持って答えられるのがタロットカード占い。
小学生の頃の趣味が家庭菜園、中学高校の頃はピアノと鉄道模型。大学生の頃はパチンコと麻雀。社会に出てからは、一時ケーキ作りというのもありました。6段重ねのデコレーションケーキをスポンジを焼くところから作ったことも。詳しくは気が向いた時に紹介するとして、今日はタロットカード占いについて。

始めたのは高校生の頃。時々買っていた「りぼん」の付録についていたのが先か、きちんとした解説書付きのタロットカードを買ったのが先かは定かではありませんが、高校1年か2年の頃のことだと思います。最初の頃は自分自身のことをよく占っていました。それ以前にテレビで見た映画で、作品名とかはわかりませんが、列車の中で、占い師がタロットカードを1枚引くと必ず死神が出て、依頼者が殺されるとかいうストーリー。そのあまりにも印象的な死神のカードが私を惹きつけたのかもしれません。
ここまで書いて、ネットで調べてみました。今は本当に便利な世の中です。1964年のイギリス映画でタイトルは「テラー博士の恐怖」でした。詳しく知りたい方はネットで検索してみてください。

さて、タロットカードは、22枚の大アルカナと56枚の小アルカナの78枚で構成されますが、通常は22枚の大アルカナだけを使って占うことが多いです。1番の魔術師、2女教皇、3女帝、4法王、5皇帝、6恋人、7戦車、8力、9隠者、10運命の輪、11正義、12吊るされた男、13死神、14節制、15悪魔、16塔、17星、18月、19太陽、20審判、21世界と無番号もしくは0番の愚者が一般的です。
正の位置と上下逆さまの逆の位置とでは意味が大きく変わります。死神が一番悪いカードと思いがちですが、最悪のカードは塔です。最高のカードは正位置の世界ですね。
小アルカナはトランプのカードとよく似ています。棒・剣・聖杯・金貨があり、夫々、に対応しています。1～10の数字と絵札（小姓・ページ、騎士・ナイト、女王・クイーン、王・キング）。トランプとの違いは小姓・ページがあることです。

私が今使っているカードは1988年の年始にヨーロッパ旅行した際、スペインのドライブインのようなお店で買ったものです。ユーロ導入前で通貨ペセタが使われていました。日本円換算で2～3千円だったでしょうか。解説書が2冊（英語＆スペイン語）とフランス語によるカードの意味の要約書が付いています。それによると1976年4月版で、印刷は1979年頃と思われます。

カードの番号は上段にローマ数字で書かれ、その数字に相当するヘブライ文字もカード内に描かれています。カード名は下段にスペイン語で表記されていますが、死神は番号だけでカード名はありません。
2女教皇の代わりに2女魔術師となっていること、8正義　11力と順番が入れ替わっていること。　12は吊るされた男ではなく晒し台となっていること　21が欠番で世界が22番となっていること、愚者には番号が付けられていないこと。　以上が特徴です。

大学3年生の11月に、学祭で露店を出し、夜間は蝋燭を立てて1回100円で占っていました。ちなみに2日間で78人。お金をいただいて占ったのはこの時が初めて。いわゆるプロデビューでしょうか。

その後しばらくは趣味の世界に戻っていましたが、10年ほど前に不定期でバーでの占い師を。その後は、たまに友人、知人に有料で占ってほしいということも。

高校時代に抱いていた夢が叶うか、何度も占って、いつもいい結果が出ていました。確かに、その夢は7年ほど前に実現。高校時代にはとても難易度が高いことでしたから、自分自身の占いに半信半疑でしたが、今となっては自分の占い能力に驚いたり感心したり。

最近、気になっているのは、友人を占うと必ず出てくる【愚者】のカード。何かを暗示しているのでしょうが、意味を読み切れていません。