SSブログ

新宿末廣亭11月下席【夜の部】 [新宿末廣亭]

前座は桂竹わ
演目は「平林」 なかなかの出来栄え、将来有望です。

笑福亭羽光の落語
演目は「牛ほめ」 末廣亭でもよく聴くお話。
時間の都合でしょうか、牛が登場する前に終わってしまいました。

カントリーズの漫才
福田くんと江澤くんのコンビ。福田くん横向かずに前向いて話してほしかったです。今ふたつ。

桂歌蔵の落語
演目は「権助魚」 末廣亭でも度々登場します。10月中席でも古今亭菊千代が演じていました。
あらすじはそちらで。
http://kirakira-mtf331.blog.so-net.ne.jp/2014-10-05

三遊亭游雀の落語
演目は「熊の皮」 久しぶりに聴きました。
あらすじはウィキペディアからの転載で

早く仕事を済ませた甚兵衛が長屋に帰ると、妻からたっぷり用事を頼まれた。炊事や洗濯を終えると、「近所のお医者の先生が出入りしているお屋敷でお祝いごとがあり、届いたお赤飯をおすそ分けしてもらったので、お礼の挨拶に行っとくれ。くれぐれも『女房がよろしく申しておりました』と伝えるのを忘れちゃいけないよ」
医者宅を訪れた甚兵衛は妻から吹きこまれたお礼の口上も伝言もすっかり忘れてしまい、困り果ててしまう。そのうち甚兵衛は、真っ黒いものが敷いてあるのを見つけた。医者に訊くと「『熊の皮』という珍品であり、お屋敷から拝領したものだ」と言う。甚兵衛が「何に使うんです」と訊くと、医者は「尻に敷くものだ」と言う。甚兵衛は急に思い出し、「そういえば先生、女房がよろしくと」

北見伸・スティファニーの奇術
久しぶりに見ました。本格派奇術師の北見伸と色っぽいスティファニーこと瞳ナナのコンビ。
北見伸のカードさばきは見事です。 桟敷席最前列は横から見ることになるので、「へー、あそこにカード隠しているんだ」とかちょっぴりわかってしまったりします。
ベートーベンの運命のBGMでトランプ芸、スカーフ芸、紙芸、紐芸などなど。

三遊亭円馬の落語
猿丸太夫の変則バージョン

桂南なんの落語
演目は「徳ちゃん」 しがない噺家二人が吉原に遊びに行ってさんざんな目に遭ったというお話。
初めて聴きました。

東京丸京平の漫才
おたまじゃくしは蛙の子の出囃子で登場。昭和40年代のレトロな雰囲気が漂う漫才です。
1972年(昭和47年コンビ結成)ですから、そのまんまですね。

三遊亭右左喜の落語
うさぎと読みます。出囃子はうさぎのダンス。
マクラは蝉。土の中で6年。地上に出て1週間。道路工事とかで舗装されてしまえば6年土の中で、そのまま一生日の目に当たれない。そういう芸人もいます。セミプロ。
演目は、「銀婚旅行」 新婚旅行の再現を試みてとんでもないことをしでかす中年夫婦のお話。
チョットだけよ。あんたも好きね。昭和の懐かしいコントの再現。場内のウケは今一つでした。

柳家蝠丸の落語
本日初めて「待ってました!」の声がかかります。
演目は「紙屑屋」 怠け者の男が、底辺の職業ともされる紙屑屋での仕分け作業を始めますが、屑の中からあれこれと見つけては、それを夢中になって読んでしまい、全然仕事が進まずに親方に怒られるというお話。
だめよダメダメのセリフもあったりして面白かったです。

ここで中入り休憩。

桂歌若の落語
演目は「真田小僧」。末廣亭に一日いると大概聴けるお話。まずまず。

扇家喜楽・喜乃の太神楽
父娘の共演。喜楽による卵の芸は一見の価値ありです。

桂伸治の落語
本日2回目の「待ってました!」
演目は「時そば」 有名なお話ですが、意外にも寄席で話されることが少なくて、末廣亭11回目にして初めて聴きました。

春風亭小柳枝の落語
演目は「薬缶」 時々聞くお話。
知ったかぶり爺さんの○○はなんで○○と言うかというお決まりのパターン。
鯨は毎朝九時に潮を吹くから『九時ら』などなど。
薬缶は兜の代わりに被って戦場に赴いたところ、矢が当たってカーン。矢が当たってカーン。
だから『やかん』

江戸家まねき猫の物まね
三代目江戸家猫八の娘、四代目の妹。
幼少のみぎり、「チキンソング」で歌手デビューしたものの全く売れなかったとか…
江戸家名物 鶏の物まね、「チキンソング」の披露、盛りのついた猫の物まねなどなど。
家族三代での物まね芸。歴史がありますね。

桂歌丸の落語
本日のメインイベント。いったん幕が下りてから万雷の拍手とともに登場。 入退院を繰り返して足が悪くなってしまったとのこと。 『待ってました!』などの声はかかりません。 ただただ拍手。
今年に入ってからの入退院の経過説明があってから、マクラは間男(姦通)について。かんつうと言ってもトンネル(貫通)ではありませんよ。 とか、町内で知らぬは亭主ばかりなり の川柳紹介。
これでおおよそ演目がわかります。 そう「紙入れ」

女将と若い間男の笑い話ですが、二三回は聴いたことがあります。 とはいえ話す人が違うと、同じお話でも全然違ってきます。
やはり聴き甲斐がありました。 話が終わると拍手喝采。 今日来て正解!



nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0