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新宿末廣亭8月下席8日目(2020年) [新宿末廣亭]

たまには寄席にでもと新宿末廣亭へ。

昼の部
前座は入船亭扇ぱい。落ち着いた雰囲気で噺家向きですが、一本調子でまだまだ稽古不足です。
三遊亭伊織の大安売りで昼の部開演。この日はまいばすけっとの焼鯖押し寿司をいただきながら。以前より味が落ちたような。しばらくはやめておきます。
ロケット団の漫才はテンポがよくて面白かった。笑えました。
柳家小せん 鷺取りの冒頭部分、雀取り
桂扇生 代脈
三増紋之助の曲ごまはいかにもおめでたい雰囲気。
古今亭志ん弥 宮戸川
三遊亭圓歌 やかんスペシャルバージョン。ギャグ連発でいっぱい笑えます。
ここでコロナ対策の換気休憩。

林家ぺー コメントする気になれません。なかったことにしてほしい。
林家正蔵 鼓ヶ滝 あまり聞かない演目ですが風流でよかった。林家ぺーの後だけに一服の清涼剤。
桂文楽 看板のピン。 これもよかった。
林家正楽の紙切り。
柳家権太楼 金の大黒
ここで中入り休憩です。

三遊亭美るく 猫と金魚。 美るくは正月二之席での松づくしでしか見たことがなくて落語を聴くのは初めてでした。率直な感想は可もなく不可もなく。
アサダ二世の奇術。何度か見ている卵を使った手品、いつ見ても不思議です。
三遊亭歌奴 片棒。なかなかよかった。
桂ひな太郎 紙入れ。これもよかった。
翁家勝丸の太神楽。
昼の部主任は三遊亭歌る多。演目は転宅。女性が演じると一層リアル。歌る多の演技力もすごかった。

夜の部
前座はいっ休で転失気。なかなかの話しっぷりで将来楽しみ。
林家彦三のぞろぞろで夜の部開演。
ニックスの漫才が続きます。
隅田川馬石 たらちね。
代演で三遊亭天どんの新作落語「通信簿」。どことなくやる気のなさそうな話しっぷりが天どんらしい。
ダーク広和の奇術
橘家半蔵 そば清。出囃子が富士の山でした。
ここで換気休憩。

夢月亭清麿 ?
林家楽一の紙切り。喪黒福造のTシャツを着たお姉さんのリクエストで喪黒福造を切っていました。
吉原朝馬 夢の逢瀬
柳家小満ん しびん。枕で冷やかしを俗に小便という解説をしていただきましたが、少し難しい落語です。小満んの話し方も淡々としているので。
ここで中入り休憩。

春風亭柳朝 真田小僧。薩摩に落ちるの最後までお話していただきました。真田小僧は寄席でよく聞く演目のひとつですが、最後まできちんと聞かせてもらったのは柳朝が初めてです。ありがとうございます。
ジキジキの漫才。熟年夫婦による音楽パフォーマンスですが、昨日まで3日間お休みでしたので、わざわざこの日にしたくらい。楽しい&元気になれる。そんな芸を聴かせていただきました。ビートルズのLet it be と イルカのなごり雪の二重唱がお見事でした。
橘家円太郎 つる。よかった。
三遊亭吉窓 旅行日記
翁家和助の太神楽。小花と一緒に登場することが多い和助ですが8月下席は独演。五階茶碗で茶碗を載せた板をお撥で払って下の茶碗に落とし、更に重ね茶碗を台茶碗に落とす芸。五階茶碗は何十回も見ていますが、初めて見る芸で緊張しながら見ていました。最初はうまく収まりましたが重ね茶碗が台茶碗に上手く収まらず二回続けて失敗して中止。後に引かなければよいけれど…と心配しましたが、土瓶芸で弦立てを見事に成功させていました。流石です。
夜の部主任は林家正雀。乳房榎という怪談話で初めて聴く演目でした。すごくよかったです。怪談噺の後は踊るのが落語の作法ということで、かっぽれを踊っていただきました。落語の世界にもお客への気配りあれこれがあるのですね。勉強になりました。








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