SSブログ

ドラマ相棒はなぜ面白いのか? [エンタメ]

先日、【林修先生の今やる!ハイスクール】でも取り上げられていたようなので、私も少し考えてみましょう。

毎日楽しみにしているドラマ【相棒】シリーズの再放送。 週末は〇時間スペシャルとかで一挙に何話かまとめて放送することも。昨日までの3日間で、『ついていない女』『ついている女』『狙われた女』の3話が放送されました。

『ついていない女』は、いきなり拳銃を発射するシーンから始まります。犯人は誰かが最初から分かっている刑事ドラマとしては異質なストーリー展開ですね。
何をやってもうまくいかない、火事や空き巣などの災難続き。不運をそのまま絵に描いたような人生を送ってきた「月本幸子」、杉下右京と亀山薫に会ったことによって運命が変わったような…
すんでのところで殺人犯から殺人未遂犯で済んだ彼女。どこかで見た顔なんだけど…と思いだせない。といつもの私。あとでネットで調べてみたら、

何のことはない、杉下右京行きつけの『花の里』の2代目女将でした。メインキャストの顔も覚えられない、相変わらず情けない私。


『ついている女』と『狙われた女』は、2話で完結するもの。 『ついていない女』の事件で刑務所に服役した月本幸子が移送中に、もう一人の受刑者とともに何者かに拉致されたという筋書き。

『ついている女』は、『ついていない女』からしばらくたって放送されたものですが、再放送なので続けての放送となっていました。月本幸子と一緒に拉致された受刑者を脱獄させるために月本幸子も偶然拉致されたと思わせておいて、実は違った。 月本幸子に殺されそうになった男が復讐のために彼女を拉致したもの。

ところが、続編の『狙われた女』になると、またまた状況が変わって、本当に狙われたのは月本幸子ではない方の受刑者。

どんでん返しの更なるどんでん返し。 しかも最初の動機とは全く違うものが見えてくる。 見ていると本当に予測不可能な展開です。

相棒シリーズは、警察官による組織犯罪や同性愛などのセクシャルマイナリティーを取り上げたり、非日常なものをリアリティを持たせてドラマ化していますね。 事件の背景に社会的問題を反映させていることも多いです。

権力に屈しない、長いものには決して巻かれない姿勢も受ける要因でしょう。
ATARUには及ばないまでも、強烈な杉下右京の個性もインパクトがありますね。

他の刑事ドラマは、ありがちな事件を展開していくことが多いので、ミステリアス的なところはあっても、想定外の展開には遭遇することが少ないです。

今日は、更に関連する『つきすぎている女』の再放送予定。 どういった展開になることやら。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0