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新宿末廣亭12月下席5日目 2020年 [新宿末廣亭]

食事禁止になってからしばらく足が遠のいていましたが、来月期限の友の会の入場券が3枚残っていました。
お弁当が食べられた最後の日9月18日以来、ほぼ3か月ぶりの新宿末廣亭です。

まずは腹ごしらえをしないといけないので、日高屋でお昼ごはん。来年5月末期限の株主優待券がまだ9000円残っています。

【昼の部】
前座は三遊亭二之吉 吉窓のお弟子さんです。 演目は転失気。話はできていますが、間の取り方や場面転換に改善の余地ありありです。

柳家小もん 強情灸の変則バージョン
おしどりの漫才。面白かった。
柳家海舟 ぞろぞろ
三遊亭天どん いつものことですが、やる気なさそうで、しっかり聞き手の気持ちを掴んでいる。こういう人を才覚があるというのかもしれません。
ダーク広和の奇術
春風亭一之輔 真田小僧
三遊亭吉窓 旅行日記
(ここで換気休憩)
林家ぺー コメントするに値せず
古今亭菊春 お血脈(善光寺の由来)
むかし家今松 ごめんなさい メモもなく記憶もありません。
ストレート松浦の代演で小菊の俗曲
柳家さん喬 変わり目
(ここで中入り)
三遊亭みるく ざるや おめでたいお話。
ロケット団の漫才 新ネタになっていました。
柳家小団治 つる
春風亭一朝 鮑のし 笑えました。
翁家和助の太神楽 一般的には変わり映えのしない太神楽に伝統を守りながらも斬新さを加えてしまう魅力的な芸人です。正月の寄席に欠かせない寿獅子も和助が舞うとキレが全然違います。
昼の部主任は柳家小里ん。演目は「睨み返し」。大晦日の借金取りから逃れる術の一つですが、初めて聞きました。この時期よく聞く「掛け取り」は、借金取りをおだてて帰してしまうのに対して、こちらは脅して帰すというパターンです。

開演時は9人だったお客様も中入りには30人ほどになりました。

【夜の部】
お客様の大半がお帰りになり、16人スタートです。
前座は春風亭いっ休でたらちね。一之輔の弟子だけあって基本ができています。ネットで調べたら、私の大学の後輩にあたるらしい。応援することにしましょう。

入船亭小辰 鈴ヶ森
林家楽一の紙切り。お題は除夜の鐘とクリスマス
古今亭駒治の新作落語は「ビール売りの女」。出囃子が鉄道唱歌という爆笑鉄ちゃんネタが多い駒治ですが神宮球場が舞台の野球ネタも面白かったです。駒治いいなぁ。
古今亭菊志んは粗忽長屋
代演でホンキードンクの漫才
柳家一九 そば清
(ここで換気休憩)
桂ひな太郎 たいこ腹
ペペ桜井のギター漫談 いつも全く同じ変わり映えのしない高座です。「♯シャープが無くなって喜ぶのはナショナル」パナソニックをご存じないようです。
古今亭菊寿 小言念仏
三遊亭円歌 やかん円歌バージョン
(中入り休憩)
柳家小太郎 おすわどん 初めて聞いた怪談話というか笑い話。
楽しみにしていたジキジキがお休みで代演で一風千風の漫才。それなり。
三遊亭万窓 演目は「てれすこ」。初めて聞くお話ですが、流れが分かりやすいので落ちが見えてしまいます。
橘家文蔵 道灌
仙三郎社中はお休みで伊藤夢葉の奇術。
夜の部主任は入船亭扇辰。演目は「雪とん」。ちょっとしたハプニングと勘違いで田舎から出てきた若旦那が片思いのお嬢様との逢瀬がふいになって雪の夜寒い思いをすることに。お祭り男と呼ばれるお調子者に美味しいところを持っていかれた若旦那。「それで俺がダシ(山車)にされた。」

16人だったお客様も30人を少し超えていました。この時期あれこれ気になりますが、密には程遠く、換気十分で安心&安全な寄席でした。

ただし、21時過ぎの新宿末廣亭周辺の飲食店は、コロナ感染という観点ではかなり危険な状態。私はまっすぐ帰宅しましたが、現状では感染者はまだまだ増えそうな予感です。


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