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新宿末廣12月余一会 夜の部 [新宿末廣亭]

通常は31日の公演が余一会ですが、12月は定席が28日までで余一会は29日。12月30日と31日が新宿末廣亭お休みです。1年363日公演しています。

昼夜入替制なので一日寄席で過ごす私はこれまで行ったことがありませんが、市馬師匠が掛け取りを演じるとのことで聴きに行ってきました。

1階席桟敷も含めて前売り、友の会入場券は当日券扱いなので12時過ぎに整理券を貰いに一度末廣亭まで。13番でした。16時30分から1階席のお客様から順次入場開始。2階席前売りのお客様に続き、ようやく当日券客が整理券番号順に入ることができました。2階席は初めてなので少しわくわくします。2列目のまずまずの席(桟敷)に着席できました。

前座は左ん坊の道具屋。メリハリがいまひとつで単調な感じ。まだまだ修行が足りません。

柳家さん光の反対車。座布団の上の180度回転もなく動きに切れがありません。元気な若手だと360度回転に挑むのですが、物足りない感じでした。他の演目にしたほうがよかったのでは。

おまちかね柳亭市馬師匠の掛取萬歳。年の瀬にふさわしい演目。大晦日に取り立てにやって来る借金取りをそれぞれ好きなものを演じて気持ち良く帰らせてしまうという滑稽話。狂歌→相撲→歌舞伎→三波春夫ファン→三河萬歳と気持ちよく流れていきます。何度聴いても飽きないお話。市馬師匠ならでは。

中入り後 さん喬&市馬 対談に権太楼の弟子さん光を交えて対談。体調を崩していた権太楼師匠は1月下席あたりから高座復帰の予定だとか。

市馬師匠のかつぎや。ざるや同様おめでたい演目。初夢の宝船を売る船屋、呉服屋の主人を大黒、娘を弁才天に見立てて七福神が揃いました。まだ2つではといぶかる主人にご商売が五福ですから。

紋之助の曲ごま。定席の芸に加えて前座をアシスタントに使って綱渡りの芸を演じました。これは初めて見ました。

さん喬師匠の文七元結。なかなか熱演でした。

私が聴いた末廣亭のなかで最も熱演と称したいのは 2013年10月三遊亭金朝の真打披露公演での鼠穴。これはすごかった。金朝は末廣亭定席には出演していないので聴く機会がありません。


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